かんたんDIY電子工作 HC-SR501赤外線センサモジュールで 侵入検知防犯ブザーを自作する

侵入に反応する赤外線センサモジュール

アパートの1階に住んだり、広い庭や敷地がある場合、「侵入者」というのは気になるものです。防犯カメラなどでセキュリティを高めたいですが、大げさな気もします。

人を検知するセンサで、防犯ブザーを作ってみました。うるさすぎず、外出や寝る前に置く、というように気軽に使えそうです。

手順など書いていきます。

(➡筆者のプロフィールとサイトの方針です)

<構造のイメージ>

モジュール化された赤外線センサを使用し、人の動きに対し反応します。それをきっかけに数秒間ブザーを鳴らします。
(➡赤外線センサについてはこちら)

単品の赤外線センサーは扱いが難しいですが、このようにモジュール化されたものが売られています。とても扱いやすくなります。

<使う部品>

  • HC-SR501赤外線人感センサモジュール
    【amazon:オーディオファン HC-SR501 赤外線センサー】3個入約750円/1個使用約250円

合計約¥7,200円(1セット約1,700円)
※金額は概算で、画像の内容とは異なる場合があります。

<使う工具>

  • ラジオペンチ
    amazon【高儀takagi 万能ラジオペンチ 150mm】約400円

合計約¥3,400円
※金額は概算で、画像の内容とは異なる場合があります。

<作り方>

※画像のページ番号順にスライドして進めてみてください。
※わかりづらいところは「緑色のマーキング」をしました。
※コメントは最小限にしてます。


センサモジュールと抵抗100Ωをブレッドボードに設置する

  • ミニブレッドボード
    Amazon【uxcell ミニブレッドボード 25タイポイント 】7個入約1000円/1個使用150円

③穴の位置にご注意ください。
⑥抵抗の足を適切な長さに切ります。向きは関係ないです。
➡ブレッドボードの使い方はこちら


確認用LEDと電源を設置する

  • 青色LED
    amazon【Hi-FIELD LED 青色 5mm】10個入約600円/1個使用約60円

②足の向きに注意です。長い方の足を画像の「右側」に差します。
➡LEDとはこちら
⑤先端をカットします。
⑥エレクトロタップを使って、リード線とジャンパー線を連結します。(➡エレクトロタップの使い方はこちら


防犯用ブザーを設置する

  • かんたんDIY電子工作amazon【uxcell 電子ブザー】
    amazon【uxcell 電子ブザー】5個入約1500円1個使用300円

⑤穴の位置(差し込む位置)に注意してください。


電源をつなげて動作確認です

完成

・電池を入れ、LEDの発光とブザーが鳴るかを確認してください。うまくいかないときは、これまでの手順を再確認してください。
・反応に時間差や、ばらつきがあります。ざっくりとした反応ですが、「領域に入ってきた」は、わかる能力があります。


全体の固定とコーティング

  • ホットグルーガン
    amazon【ネセクト グルーガン 50W グルースティック30本 ケース付】1個約2200円

「グルーガン」を使って「ろう付け」します。部品の固定ができます。コーティングの効果もあり、外部から守ります。
(➡グルーガンの使い方はこちら)


ケースにまとめる

  • タッパー・ケース
    100均【タッパーケース】4個約100円/1個使用約25円

①ケースに入れて、まとめます。
②ケース内の固定は、グルーガンでろう付けすると良さそうです。


ケースに収めた完成品

いかがでしたでしょうか。代表的なセンサのひとつで、使い慣れるとDIYへの活用も広がりそうです。