エレクトロタップの使い方

エレクトロタップとは、
一本の電気線から枝分かれさせるために使います。ホッチキスのような使い方をします。
その構造や使い方を、お話ししていきます。

私はふだん、機械のさまざまな修理をしています。「メカ」「電気」「ソフト」といった知識が、全体的に必要です。これらの知識をDIYへ使えないかと考え、ブログを書いています。どうぞご参考ください。

<用途と予算>

一本の電気線を、枝分かれさせるために使います。
種類は多く、屋外使用を想定した防水タイプもあったりします。

今回は2本の線をそれぞれ枝分かれさせます。(+ラインと-ラインを想定しました。)

購入の際は、配線の太さも考慮してください。

エレクトロタップ
(Amazon:MJFKVYZ T型配線コネクタ 配線分岐コネクタ 6個)
約¥800円

※画像とはちがう場合があります。

<工具と予算>

①ラジオペンチ(Amazon:KENOH ミニ先細ラジオペンチ)約¥300円
②マルチメーター(テスター)(Amazon:KAIWEETSテスター)約¥1,600円
(➡マルチメータの使い方はこちら)

<構造>

電気線と電気線にホッチキスの芯のようなものを差すことで、物理的につなげてしまうという構造です。

よって基本的に一度つないだら、もとに戻せません。
しかしとても楽につなげることができます。

1本だけではなく、2本のラインをそれぞれ分岐できるタイプもあります。

《重要》それぞれのラインを間違えないように、マーキングをしてください。

<手順>

主線を画像のようにくぼみに乗せ

複線(枝分かれする方)を下から差し込む

はさんでかしめる

最後に、画像のように挟みます。

小さい音ですがパチンとなり、ロックされます。(基本的に、元には戻せません。)

《確認※必ず実施してください》

テスターを用い導通チェックモードで、枝分かれが成功したかご確認ください。
➡テスターの使い方はこちら

①主線と複線が繋がっているか

②主線1と主線2がつながってしまってないか
(つながっては「いけない」)

いかがでしたでしょうか。

構造を理解すれば、面白くかつ簡単に使える部品です。
ただし、最後の「確認」は必ず行ってください。