DIY電子工作でかんたん電源スイッチの自作

「自作の電源スイッチ」の作り方をお話ししていきます。

「電源スイッチ」を好きなところに追加することで、机にある電子器と電源まわりの問題をかんたんにできます。
(➡電気基礎からの方はこちらから)

私はふだん、機械のさまざまな修理をしています。「メカ」「電気」「ソフト」といった知識が、全体的に必要です。これらの知識をDIYへ使えないかと考え、ブログを書いています。どうぞご参考ください。

<準備と予算>

①電源コード付きの電気機器
ご用意ください。または練習用があるといいです。

②中間スイッチ
(Amazon:パナソニック ベター3A中間スイッチ)
約¥150円

※画像とはちがう場合があります。

<工具と予算>

合計約¥3,000円

①ワイヤストリッパー(又はカッター)
(Amazon:ワイヤストリッパー)約¥650円
(➡ワイヤストリッパーとは使い方はこちら)
②ドライバー
(Amazon:ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー +2×100 220)約400円
③ニッパー
(Amazon:KENOH ミニ ニッパー)約¥260円
④マルチメーター(テスター)(Amazon:KAIWEETSテスター)約¥1,600円
➡テスターとは使い方はこちら

<手順>

電源スイッチを作る場所を切る

《重要》それぞれ繋がっていた線を覚えておきます。※ほとんどは色分けされておりますが、無い場合は修正ペン等でマーキングをしてください。

「ひふく」(金属線をおおっているチューブ)を切る(むく)

ワイヤストリッパーやカッターを使い、金属部分を傷つけないようにして、ひふくだけをむいてください

(➡ワイヤストリッパーとは使い方についてはこちら)

スイッチのカバーを開ける

おそらくネジ固定がほとんどです。

内側はこのようになってます。

中のネジを緩める

配線を画像のようにおいて、ネジで固定

ネジをゆるめ、間に配線を入れ、はさみこむようにネジをしめてください。

《注意》縦のラインを同じ線の組み合わせにしてください

縦のラインが同じであれば、左右それぞれのラインを入れ替えても問題はありません。

《重要》画像のように電気的につながっているかを、テスターを使って確認
➡マルチテスターの使い方はこちら

①「電源スイッチ」は「入り・ON」にしておく

②縦のラインがつながっているか確認

③左右それぞれのラインがつながって「いない」か確認

《重要》 左右がつながってしまうと「ショート」してしまい危険です。

カバーを戻す

いかがでしたでしょうか。

金属線部分をハンダ付けで「予備ハン」すると付け直し等が容易になります。(➡ハンダ付けとは使い方についてはこちら)