電子工作で、かんたんLED照明を自作する方法を、お話ししていきます。
机などの家具に、好きな場所に、LEDを追加できるようになります。
今回は主に「はんだ付け」を使った方法になります。予算が大幅に減らせます。
むずかしい知識は後回しにして、早く完成することを優先してます。それでも必要な知識はリンクをはってますので、そちらも画像を多くわかりやすく心がけています。
私はふだん、機械のさまざまな修理をしています。「メカ」「電気」「ソフト」といった知識が、全体的に必要です。これらの知識をDIYへ使えないかと考え、ブログを書いています。どうぞご参考ください。
<構成と予算>
合計約¥2,650円(LED10連を想定)
①LED Vf=3 I=50mA
(Amazon:OptoSupply LED 5mm 砲弾型 OSW54L5111P 10個)
約¥650円
②抵抗器 100Ω
(Amazon:OSOYOO 金属皮膜抵抗器 10Ω~1MΩ 30種類 各20本入り 合計600本)
約¥1,000円
③電源ACアダプタ 5V 2A
(Amazon:ACアダプタ 小型高信頼性5V2A)
約¥1,000円
※画像とはちがう場合があります。
<工具と予算>
合計約¥10,000円
(※お手持ちのものがあれば、そちらを使ってください。)
①ニッパー(Amazon:KENOH ミニ ニッパー)約¥260円
②ワイヤストリッパー(Amazon:ワイヤストリッパー)約¥650円
(➡ワイヤストリッパーの使い方はこちら)
③ホットグルーガン(Amazon:Anesty グルーガン)約¥1,700円
(➡ホットグルーガンの使い方はこちら)
④マルチメーター(テスター)(Amazon:KAIWEETSテスター)約¥1,600円
(➡マルチメータの使い方はこちら)
⑤はんだこて
⑥はんだこて台
⑦はんだ
⑧スポンジ
(Amazon:GLISTONはんだこてセット)約¥2,000円
(➡はんだこての使い方はこちら)
⑨固定台(Amazon:gootマルチクランプ)約¥3,000円※クリップ等、代用品でも可です
⑩マーキング用修正液(ペンタイプ)(Amazon:修正液)約¥100円
<手順>
ACアダプタへのマーキング
・LEDをつけたいところにマーキングします。
DCプラグを切り落とす
ケーブルを裂き 2本にする
極性の確認 プラス側をマーキング
・ACアダプタをコンセントにさしてください。
・マルチメータをDCモードにして、線を画像のように、切断面に当ててください。
・-マイナスが出ましたら、マルチメータの赤線側が-マイナスとなり、黒線側が+プラスとなります。プラスならその逆です。
・わかりやすいようにマーキングをしてください。
(➡マルチテスターの使い方はこちら)
LED取り付け位置を切断
・画像のようにマーキングした箇所を2本とも切断します。
・極性がわかるようにマーキングをしてください。
切り口のひふくをストリッパーでむく
(➡ワイヤストリッパーとは使い方はこちら)
配線~抵抗~LEDの接続 はんだ付け
・本記事のメインです。
・画像のような位置関係で、それぞれの端子をはんだ付けをします。
(➡はんだ付けの使い方はこちら)
※極性(マーキング)を間違えないようにします。
※3か所が交わるところがむずかしいです。
・LEDの極性にご注意ください。
(➡LEDとは使い方はこちら)
画像のように形をととのえます。
動作確認
・《ご注意》金属面どうしが接触しないようにしてください。ショートしてしまいます。
・コンセントにつなぎ、動作確認です。
・うまく点灯しました。
接続箇所の強度を上げる 絶縁する
・「絶縁(ぜつえん)」とは、金属面どうしが、触れ合わないようにすることです。
・《ご注意》 LEDの線をコンセントよりプラグを抜いてください。
・画像の箇所へホットグルーガンを使用しコーティング(補強)してください。
(➡ホットグルーガンの使いかたはこちら)
・あるていど、形を決めておくと作業がしやすいです
・最初に切断したところにも処置します。
・金属がむき出しなので、絶縁するという意味もあります
並列接続で複数のLEDをつなげる
・画像のように連結も出来ます。つなぎ方は同じです。
※ただし電源の容量にご注意下さい。 今回のようなACコンセントであれば、LED10~20個くらいは問題ないです。
DIY家具類への設置
・ホットグルーガンを使用し画像のように、お好きなところへ固定してください
・目立たないところへ液をつけるのがよさそうです。
メインはハンダ付けです。これが出来ることで電子工作の幅が大きく広がります。
くれぐれも火事にはお気を付け下さい。私ははんだこてを「席を離れる時は消す(コンセントを抜く・OFFにする)」ということをしています。